沖縄史上初、歴史的な記念すべき第1回開催となる『ヘボコン 沖縄大会』 に参加&応援してきました!
ブログや道場でもお知らせしました、ヘボい技術でロボット相撲を楽しむというコンセプトのロボット大会ヘボコン。
いったいどんなヘボいロボットが参加するのか、そして自分も子供たちとヘボさで競いたい!ということで、子供と一緒に参加してきました。
現地に到着したのは、開始時刻ギリギリの午後3時。既に会場には大勢の人だかりと熱気に包まれていました。
一瞬、「あれ?想像してたのよりちゃんとした大会だった?」と、心の中で一瞬ひるみましたが、ステージ上に並ぶロボットたちを見て一安心。
まさにこれぞヘボコン!といった感じのヘボさあふれるロボットがズラッと並んでいました。
これらを一目見れただけでも糸満まで来た価値があったというロボットばかりです。
今回、大会に参加したのは総勢15名。(大人は自分だけでしたが…)
トーナメント方式で相手を競技エリアから押し出した方が勝ち進むというシンプルなルールは、観客の人たちにもとてもわかりやすいですね。
取り組みの一つ一つがまさに名勝負です。観戦者の笑いがたえません。
参加者が用意した独創的なロボット同士の勝負は、しっかりと「相撲」っぽい勝負になった取り組みもあれば、時間内に勝負が決まらないほどの持久戦になったり、一方が勢いあまって自ら競技エリアの外に飛び出して一瞬で勝敗が決るという取り組みもありました。
中にはスタート時点で動かず残念…というシーンも。
そして、こちらがトーナメントを勝ち上がった2組による決勝戦の様子!なんと、CoderDojo宜野湾とCoderDojo嘉手納の忍者同士の対決になりました。
熱い戦いの結果、なんと嘉手納の忍者が巧みに操る「パイの実号」が勝利!
激戦を勝ち抜いて優勝の栄冠を手に入れました!!
そして、優勝・準優勝に加えて、参加者と観戦者投票による「いちばんヘボい」賞も授与され、大会は閉幕となりました。
今回はじめてヘボコンに参加してみて、子供たちはそのカラフルな個性を存分に活かせるし、会場も参加者や観戦者の笑顔があふれていてすごく素敵なイベントだなと感じました。
参加する敷居はとても低いし、技術力での勝負ではないので大人も子供も一緒に楽しめます。
それに、競技の合間にも子供たち同士でロボットを見せあったり、うまく動かなくて困っているお友達にアドバイスしたり。ガチな大会ではなかなか見られないシーンです。
もちろん「相撲」なので勝ち負けもありますが、それよりも「自分の作った面白いロボット見て!」という子供たちの気持ちがビシビシと伝わってきました。
ちなみに、メンターの私が持ち込んだロボットは「おもちゃのドローンにタイヤを付けて、その推進力で相手を押し出す」という作戦でしたが、ヘボさ故に子供たちには一勝もできず敗退となりました。
次回もまたヘボさに磨きをかけて、道場の忍者たちと一緒に参加したいと思います。
素敵な大会を主催してくれたいとまんヘボキッズの皆さん、どうもありがとうございました!