CoderDojo 嘉手納

CoderDojo は子どものためのプログラミング道場です。

MakeX沖縄開催!ということで、プログラミングロボットmBotを触ってみました。

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プログラミングロボット mBotを使ったロボットコンテスト世界選手権『MakeX』。その日本予選大会が11月に沖縄で開催されるということで、さっそくmBotをお借りして触ってみました!

 MakeXは世界各地で地区大会が開催され、最終的に勝ち抜いたチームは中国深センで開催される決勝大会に進みます。

その日本代表選手を選抜する大会が、今年東京と沖縄の2か所で開催されるそうです!※9月18日時点

 

 MakeX の日本代表選抜 沖縄地区大会への参加はこちらから。

makex.okinawa

 

しかも、MakeX Japanの公式サイトには

今回の競技は初心者に適した、難易度の低い競技プログラムです。
ブループラネットの参加は、小学生部門、中学生部門の2グループがあります。

 とも有るように、難易度もあまり高くないようなので、これからはじめてmBotを触るけどーという子供でもプログラミング、論理的思考、コミュニケーション力を磨くには良い機会かもしれません。

 

このMakeXで使われるmBotは、 Makeblock社製の組み立てロボットキットです。

mBot robot kit - educational programmable robot | Makeblock®

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キットの価格は約15,000円前後。同じくロボット教材として広く知られているLegoのEV3と比べると、お手頃な価格帯です。

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キットには、ロボットの胴体となるアルミ製のフレームやメイン基板、モーターやタイヤ、超音波センサーやライントレースセンサー他、基本的なロボットを完成させるパーツが含まれています(※電池別売)。

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組み立てに必要な工具は同梱のドライバー一本のみ。説明書のイラストに従って進めていけば大丈夫そうです。とりあえず小学3年生に組み立てをお願いしてみました。

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約1時間後、とくにつまづくこともなくロボット完成!センサーむき出しですが、アルミ製のフレームがロボットの質感を上げている印象です

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そして、mBotを動かすには「mBlock」というScratchをベースに開発されたプログラミング環境を使います。既にScratchを触っている子供であれば、敷居はほぼゼロです。PC向けの他、スマホアプリも用意されています。

mBotとPCはBluetoothもしくはUSBで接続して、作ったプログラムをmBot側で実行します。

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さて、ロボットプログラミングといえば、何はともあれライントレースですね。mBotには、ライントレースセンサーが搭載されているので、基本的なライントレースであれば簡単に実装することができる!のかな?ということで…

今度は小学5年生に「これでライントレースやってみる?」と、ふってみました。

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するとさっそく、ネットで検索開始。すぐに参考になりそうなチュートリアル動画を見つけました。今どきは手を動かすより先にまず動画検索なんですね。

Makeblockの公式チャネルでは、様々なチュートリアル動画を公開していて、中でも「Explore mBot Tutorials#1~#11」あたりを流し見すると、mBotでできることがひと通りわかるようになりそうです。

 

 そして、動画を参考に書いたコードがこちら。Scratchですね。

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このプログラムをmBotにダウンロードすると…

 

今まで画面の中で動かしていたScratchのキャラクターが、まるで現実世界に飛び出してきた感じの印象です。Scratchの「もし端に着いたら、跳ね返る」的なコードも、mBotの「超音波センサー」ブロックを使えば簡単に書けそうです。

 

というわけで、まずはmBotを組み立てて触ってみたレポートでした。

 

MakeXのロボットコンテストでは、このmBotをベースとして、「アドオンパック」のパーツで機能を加えてコース上の課題をクリアしていく形になります。

 

この「アドオンパック」には、RGBLineFollower、ColorSensor、マイクロサーボ、AudioPlayerなどが含まれていますが、これらについてのレポートは、また次回。

 

「実際にmBotを触りたい!」という方は、MakeX沖縄大会の主催者が開催している「MakeXで遊ぶ会」に参加してみてください。参加費は無料で、実際に大会に使われるコースを使ってmBotを体験できますよ。しかも、台数に限りはありますが、ロボットの貸出もあるそうです!

現時点では、以下の予定で開催されるそうです。

9/29 糸満市
10/7 南城市
10/13 沖縄市
10/27 西原町
11/3 糸満市
11/10 那覇市

(開催地は変更する場合があります。)

 「MakeXで遊ぶ会」の詳細は、MakeX Okinawaのfacebookページで随時アナウンスされますので、是非チェックしてみてください!

www.facebook.com

ちなみに、

「世界大会参加時の交通費(深セン市内)、宿泊費は全額主催者負担とします。」

だそうですよ〜!😆