浦添市で義肢や装具の製作を手がける「砂田義肢製作所」さんへ春休み中のニンジャと一緒に会社見学に行ってきました!
最初に見せていただいたのは、足元を固定するための装具。使う人や用途に応じて、いろいろな形状・素材で作られているんですね。
一般的に義肢や装具は、お医者さんの処方の元で使用する人の体型や目的に応じてオーダーメイドで作られているそうで、その流れも説明していただきました。
まず、使う人の身体から型をとります。
それから、その型を元に石膏型を作ります。
プラスチックの板をオーブンで高温で熱します。
柔らかくなったプラスチック(凄く熱い)の板を石膏の型にはめていきます。
プラスチック板があっという間に足の形に!
ニンジャたちも興味津々です。
こちらは腰などをサポートする軟性コルセットの製造工程。
型に合わせて熱で収縮させていきます。
縫い合わせはミシンで。
同じ体幹でもプラスチック製装具の場合はこんなに大きな型も作るんだそうですよ。
型は粉末の石膏と水でつくります。石膏はAmazonなどでも入手できるので、これは色々なモノづくりにも使えそうですね。^^
他にも、色々なお話を聞かせていただきました。
どっちが本物?!
普段あまり触れ合う機会の多くない義肢や装具ですが、じっくりと製造工程を見せていただいたり、詳しい話を聞かせていただいたりしてとても貴重な機会でした。
身体にサポートが必要な人たちへ、一人ひとりの身体や用途にあわせて作られるこれらの技術や製品はとても心強いものだなと思いました。
と同時に、今後は3Dプリンターや筋電義手などの実用化やコストダウンが進めば、更に便利で快適な製品も登場するかもしれないですね。
見学を受け入れていただいた砂田義肢さん、どうもありがとうございました!
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